【HS】Thinking Play – 002

Thinking Playは、私がゲームのプレイ動画を「一度」見て、思った事を箇条書きする企画である。

まずは読者の皆も、今回の動画に目を通してから読み始めてほしい。

今回のデッキ

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かなり防御的なン=ゾスパラディン。ロングゲームを意識した構成。

今回の動画

Thinking Play

今回の動画で焦点となるのは、自分のデッキ、そして相手のデッキへの理解力、対応力だ。

 

後手のマリガン、[熱狂する火霊術師]+[平等]のパッケージを残す。先手シャーマンの動きを捌くことに意識を向けたキープ。

しかし、シャーマンの動きがヒーローパワー2回という緩慢な滑り出しで、これを受けて悩んだ末[熱狂する火霊術師]をプレイしてしまう。[1:35]

これは自分のデッキ、そして相手のデッキのどちらを考えても無意味なプレイだ。

[熱狂する火霊術師]をプレイした心情を想像するに、以下の2点が考えられる。

・相手が動いてこないので攻撃するため

・相手の次のアクションのために先出し

前者はデッキ的にも手札的にも到底攻め切れるデッキではないため、意味が無いとわかるだろう。後者に関しても[熱狂する火霊術師]単体で対応できるミニオンは、他のカードでも対応できる。

何より、[熱狂する火霊術師]を失うリスクがとても高い手札だったのが一番の問題点だ。

相手の3ターン目までの行動はヒーローパワー2回のみ。これはポジティブに考えれば相手が手札事故を起こしていると考えられるが、相手がマリガンで3枚変えしていないことから察するに、その可能性は薄い。

それよりも相手が勝つための準備をしていると考えた方が安全だろう。この時点で、中速のシャーマンデッキではないかと予想するべきだ。

中速のシャーマンはカード一枚一枚のサイズ、パワーが非常に高い。尚且つ相手にトーテムが並んだ状態では[血の渇き]や[サンダー・ブラフの勇士]を警戒しなければならない。また[地底よりのもの]の準備としても、旧神のささやきリリース以降は、ヒーローパワー連打は一定の価値のある動きだ。

そうなると[聖別]はとてもカード的価値が高く、相手の必殺技をけん制する意味でも、[平等]と組み合わせる間もなく使うことが予想された。[熱狂する火霊術師]をプレイすることは、即ち全体除去を1回分放棄する選択だった。

カードの使い方、考え方は人それぞれだが、デッキに合わせて丁寧にカードを扱うという思考はとても大切だ。繊細なデッキでは特にその考え方が求められる。

 

最終的には対戦相手のカード全てをせん滅し、相手の心を折る展開での勝利となった。

そこまでの過程は、細かい選択肢([アルダーの平和の番人]や[しめやかな通夜]の打ち方など)こそあるものの、大局的に考えれば特に問題はないだろう。

自分のデッキを理解し、相手のデッキを想像し、どのようなゲーム展開になるか頭の中で構築して勝利のためにどう動くか、そのイメージを少しずつ具現化して次に活かすことが、ランク戦を振り返りながら取り組むことの一番の意味となる。

1ゲームこなした際の感想が「勝った負けた」だけでは得るものは少ない。一番大事なのは「どうやって勝った負けた」かだ。

その成功体験、そして反省点を積み重ねることこそが経験を得るということだと、私は思う。得るものがあるならば、敗北は素晴らしい糧となるだろう。

そして、そうできるかどうかは貴方次第だ。

 

最後に、今回動画を提供してくれた tessi氏に感謝を。5/1時点でデッキリストと動画を戴いていたのに遅くなって申し訳ない。

これに懲りずに、読者の皆も応募してくれればと思う。宜しくお願いします。

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